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ワタシの独断とひとりごと
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2002.11.03 因果応報について 〜本当に戻ってくる!?

仕事柄、よく『営業』に回ります。
話を良く聞いてくれる人、門前払いする人・・・実にいろいろな人に出会います。
すると、ある分類ができることに気づいてきます。
それは「繁盛している
(伸びている)ところほど話を聞いてくれる」 ということです。
(失礼ですが)業績が下降しているところほど、門前払いを浴びせてきます。

ふと、こんなシミュレーションをしてみました。

営業マンA君が大手B社に営業訪問しました。するとB社の社長は『うちはお宅の力を借りる必要はない!』・・・とA君の提案を聞きもしないで追い返してしまいました。
次にA君はC社という小さい会社に訪問しました。するとC社の社長は話を聞いてくれ、『今は取り入れることは難しいが、いい情報をありがとう。またいい情報があったら頼むよ!』・・・といってくれました。

よくあるパターンです。でも問題はこの先なのです。
A君は仕事仲間と一緒にある喫茶店で今日の営業について報告しあっています。
ここでA君が 『B社の社長はとんでもない人だったよ。あんな会社行くもんじゃない』
・・・と言ったらどうなるでしょうか?
一般に営業マン(特に自営の人)は意外に大きな横のつながりをもっていて、情報を交換し合っています。喫茶店ですから、この話はよその人の耳にも入ります。
B社社長の評判はこれをきっかけにいろいろなところへ広がっていく可能性があるのです。デマやうわさと同様、広がっていくうちにいろいろな尾ひれもついていきます。
C社についても同様です。

A君に対応した時のB社長、C社長の本心はどこにあるのかはわかりません。
ただ、A君にそうした態度を取ったことによっていつの間にかうわさが広がり、B社は取引先が減り、逆にC社は業績が伸びる、ということだってありうるのです。

もちろんこのA君も、B社を悪く言ったことによりどこかで評判を落としているかもしれません・・・

実はこの話、もともとはある出版社の社長から聞いた話なのですが、「そのとおりだな」・・・と思い、実行に移しています。たとえば電話を受けるとき・・・
タウンページなどに電話番号を載せると、いろいろな勧誘の電話がかかってきます。
むげに断るのは簡単なことです。
でもここで上記C社社長を思い出して対応してみます。
とりあえず話を聞いて、もちろん最後は『ありがとう、ご苦労様!』
何か良いことが帰ってくるような気がしませんか?
(もちろん、それを期待してはいけないのかもしれませんが・・・)