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2002.10.21 演出について・その2 〜事実の解明は不幸を呼ぶ!?

優秀な経済学者やアナリストが分析した結果を「正直」に「不況」と判断し、「正直」に発表し、それを一般市民が信じてしまった結果、お金の流れが悪くなった・・・
・・・正直すぎることがかえって不幸を招くいい例だと思います。


時と場合によりますが、身の回りでもありますよね。
たとえば・・・
旦那さん(奥さん)が浮気しているのでは? と調査を依頼しようとしているいるあなた。
もし旦那さん(奥さん)とこれからも一緒に生活しようと思っているのなら、事実を突き止めることは幸せなことですか? もし本当に浮気されていることがわかったらどうするのですか?
たとえ事実を突きつけて浮気を止めさせたとしても、そのことはこの先ずっとしこりになっていくとは思いませんか? そのほうがかえって不幸です。
むしろ、プラス方向にファジイな部分を残しておいて、プラス思考でものごとを考えるほうが神経をすり減らすこともなく幸せなのではないでしょうか?
うまくプラス方向に演出して解決の道を探ることが頭のいい手段だと思います。


事実の解明は、それを次のステップへの手がかりにできるのなら結構でしょう。
ただ、「本当はどうなのか?」を知りたいだけ、あるいは次のステップへの手がかりにできないのならかえって不幸を招くことがあるのです。
ネ、学者さん、アナリストさん、評論家さん・・・