最近、デジカメを持っている人を多く見かけるようになりましたね。
コンパクトタイプが人気のようですが、一眼レフの高級タイプも各社から出てきて、もはやフィルムカメラにも引けを取らない市場ができてきたという感があります。
先日、近くの「ヨ○バ○カメラ」に行くと、デジカメ売り場にはたくさんのお客がいて、目の前ではおじさんが「ミノルタ DIMAGE−7Hi」という高級機種を買っていました。
(他人事ながら、「使いこなせるのかなぁ・・・」なんて思ったりして・・・)
そういうワタシもデジカメには、ある思い入れがあるので少し書いてみたいと思います。
現在ワタシは主にインターネット広告やWEB関連の仕事で生計を立てていますが、デジカメが独立自営へのきっかけとなったと言っても過言ではないのです。
初めてデジカメと出会ったのは1995年、某パソコンショップでのことでした。
展示されていたのはカシオ製「QV−10」という機種。
撮影サイズは320×240ピクセルと、最近のものから比べるとものすごく小さいものでした。
フィルムなしで写真が撮れ、その場で画像を見られる。しかもパソコンに取り込んで画像加工ができる・・・
『これからはデジカメの時代だ!』と、ある種のカルチャーショックを受けたワタシは、ほとんど衝動買い。それからしばらくは『これが何か商売になるんじゃないか???・・・』と、思案にふけりました。
同時に、デジタル写真や画像処理に関する本、そして画像処理ソフトを買い込んで自分なりに勉強しました。
さらには画像取り込みやプリントのデジタル機材をそろえ、サラリーマンの傍ら、新しい仕事を始めたのでした。
画像(写真)の修正や合成を気軽に・・・、そしてデジカメの普及をにらんで、そのプリントサービスが主な内容でした。
当時、デジカメは持っていてもフィルムカメラのようにプリントする手段がなかったのです。
今ではカメラ店やプリントショップに行けば手軽にプリントできるようになっていることを考えれば、「目のつけどころは悪くなかったのかな?」なんて思ったりして・・・
現在、この仕事は表立ってはしていません。
ただ、そのときにそろえた機材は今も現役で活躍してくれています。スキャナーやデジタルプリンターなどがそうですが、今の値段からすると5倍以上したものです。
機材に投資した分くらいは儲けさせていただいたのでよかったのですが、それにしてもデジカメやインターネットを始めとするデジタル世界の進歩は目をみはるものがありますね。
こんな時代だからこそ、アナログ的な考え方が必要なのではないでしょうか。
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そんなことを考えながら今日も仕事をしています。
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