修理に出していたカセットデッキが帰ってきました。
故障したのは実は数年前のこと。
修理に出そうと思って取り外したまま数年が経ってしまったのです。
忘れていたわけではないのですが・・・ CDラジカセという手軽なものがあったので、ついついそれで間に合わせていたのです。
さて、電気店から運んで、アンプに接続して演奏スタート!
んん〜!!!!! (^○^)
カセットテープがこんないい音を出すなんて、やはりラジカセとは違う!!
“いまどきカセットぉ〜??” と思われる方も多いと思います。
このカセットデッキは大学時代(15年前)にちょっと背伸びして買ったもの。
ついでに言うと、アンプやスピーカーは20年前(高校のとき)に親に買ってもらったもの。
でもこれがなかなかいい味を出してくれるんです。
特にスピーカーは今となっては超レアもの、テクニクス製のハニカム平面スピーカー
・・・覚えてる方(使っている方)いらっしゃいますか?
その頃はよく歌謡曲をカセットに録音したものでした。
そのテープも一部は今も残してあります。 たまに聴いたりすると泣けてきますよね。
アイドル全盛期の「松田聖子」とか「中森明菜」とか、ワタシと同い年の「松本伊代」とか・・・
♪伊代はまだ、じゅうろくだから・・・♪ から20年以上経ってしまったんですね。
さて、話は変わって去年の夏、秋田の実家に帰ったときのこと・・・
親父のオーディオが壊れてしまったということで、ミニコンポを買って置いてきました。
ここでひと工夫(イタズラ?)
家の隅でホコリをかぶっていた40年位前のスピーカーをつなげてみたんです。
・・・明らかに音が違う!
ミニコンポのスピーカーもそれなりの音を出すんですが、年代もののほうが実にまろやか音を出すんです。
・ミニコンポのものは音がシャープではっきりした感じ
・年代ものは音がやわらかく温かくどっしりした感じ
親父にも聞き比べてもらい、結局年代ものを使うことになりました。
なかなか満足そうな親父と、反対にしかめっつらのおふくろ・・・
(またガラクタを出してきて・・・ とブツブツ言っていた。 おふくろ、ゴメン) m(__)m
オーディオの世界もデジタル化が進んでいるようです。
それはそれでいいのですが、こうして考えてみると昔のものは昔でいい味を出していますよね。
簡単に言ってしまえば “気分的なもの” かもしれませんが、前に 「オーディオについて」 でも書いてみたように、決して手軽ではない、だけどそこに味がある、みたいな・・・ そう、“雰囲気”がありますよね。
デジタル化の波の中だからこそ “アナログ” の良さもわかるんでしょうね。
決してデジタルを否定するものではないんですが、ワタシは “アナログ” の部分を大事にしたい・・・なんて思っています。
もちろん、オーディオに限らず・・・
追伸・・・ ただいまCDプレーヤーを修理依頼中・・・ (+_+)
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