医者不足というか病院勤務の当直医が不足しているというのはよく聞きます。
今日のクローズアップ現在のテーマはその中でも、子育て、出産で退職する女性医師をいかにして辞めないように確保するかがテーマでした。
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女性医師は今や、全体の35%を占めるようになり病院では貴重な戦力になっています。ところが、緊急の対応、長時間労働、当直、時間外、・・・
とうとう疲弊してしまい、辞めていく医師が多く、それに追い討ちで出産・子育てにより突然退職。残った医師に負担が増し、連鎖的に閉鎖に追い込まれる場合も多いとの事。
●特徴
★20代の女性医師のロードが掛かっている。
★出産と子育てで辞める。長時間労働は出来ない。
★女性医師が辞めると残った医師のロードがますます増えて閉鎖になる。
★子育てが終わり、再就職は病院の当直に戻るのはわずか20%でほとんどがパートか開業医で時間の余裕のある所にしか行けない。
★子育てが一段落して戻ってみると、医療技術が格段に進歩していてわからない。
そのため、病院には戻れなかったり、遠慮している。
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このような悪循環が蔓延している一つの理由に日本人の考え方の問題があります。
「一人の患者さんを選任の担当医が診る」
実はこれが最大の問題で、欧米では「チーム医療」が発達しています。日本人のような考え方はしません。
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●対策例
★時間を短くして「9時〜17時」とする。これにより主婦・子育て・医者として成り立つ。
★女性医師が辞めなければ、全体してはお互いのカバーで病院が成り立つ。
★初診診察専門になってもらう。初診は時間が掛かり、手間が取られる。専門医になってくれる事により、他の医師は自分の患者さんに集中出来る。
★昼間勤務だけで、入院患者専門でやってもらう。そして、夕方には別の医師に引き継ぐ。
患者さんも複数の医師に診てもらうと安心する。女性医師も当直が無い分勤務可能。
★続ける事で専門知識も低下せずに、全体としても医者が減らないので勤務も楽になる。
また、そういう工夫をしている病院には若い医者も集まる。
★産婦人科の出産する病院を地域のクリニックの医師が週2日ずつ交代で当直などして地域全体で医師の応援でカバーする。
これにより、診るだけのクリニックと出産する病院との連携が取れて地域医療が成り立つ。
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とにかく、辞めれば「ゼロ」になりますから、辞めさせたら残った医師は負担がなおさら掛かり病院の崩壊になりかねないのです。
それならば、女性医師には時間を短縮して、担当を固定してでも病院に残ってもらうと良いのです。
●チーム医療に徹する。
●時間を短時間にする。家庭環境を考慮してあげる。
このような工夫を積極的に取り入れていけば、将来若手の医師ももっと病院勤務・当直勤務にも就く人も増えるかもしれませんね。
先生も人間ですから限界まで行かないようなマネージメントは必要です。