推命占佳
タロットの世界へようこそ 「女教皇」
18世紀にエジプトから数々のタロット創作者が「エジプトの女神イシス」をモチーフにこの「女教皇」を描いていた。女神崇拝の思想が見えるのだがいずれもキリスト教の進出と共に消滅した。
初期のタロットは神殿に仕える聖女、修道女が描かれており15世紀の手描きの「女性司祭」は聖ヨハネ騎士団のシンボル「マルタ十字」を手にしているものもある。また冠の角には古代の神殿では牛犬の頭飾りがあったとされている。
ウェイト版は女性の冠が特徴的だ。ヘッドドレスと呼ばれ、エジプトの月神イシスの頭部にも見られるもので円形の部分は「昼間の太陽」として崇められた「満月」両再度の角は「三日月」西洋占星学では月は女性性、感受性、母性、生理などを司る星だ。
現在の女教皇は青を基調にしているが、青は古来より魔術的な力を担うとして崇められている色で女性の神秘の色である。ギリシア語ではソフィアと表現されている「深遠なる智慧」が象徴されている。
女教皇は書き物が巻物を手に描かれている。トーラー(ユダヤの律法書)カバラの光輝の書など何らかの思想・宗教の為の教説書であることは間違いない。彼女は聖域を象徴する二本の柱の中央に位置し、向かって右に白い柱で左に黒い柱でそれぞれに天と地、善悪の2つの対立する原理が示されている。
宇宙は天と地、男女など対立するもので構成されていることを表している。背後に石榴が描かれた幕が見えるが、古典版ではヴェールが描かれており、その向こうには神の叡智宇宙の真理が隠されているのだ。
カードの意味は難解なカードではあるが真理は一つ、物事の本質を見極めろとという内なる声に耳を傾けることという意味です。
物事の対立と均等バランス緊張の中で慎重に注意深い思慮と、冷静な判断が求められています。気付かない隠れたものがあるかもしれない。女性の第六感的なものや鋭い洞察力、智慧を象徴します。また内序の功や、清廉で知的な女性、処女性や純真さ、精神愛なども表しています。
難しいですが、潔癖なカードでとても緊張感のあるものなのです。
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