推命占佳
音もせで思ひに燃ゆる蛍こそ鳴く虫よりもあはれなりけり(源重之)
季節はいよいよ梅雨に入りだしたという感じで、毎日関東は雨ばかり。
あじさいが何となく元気になってきました。本格的な雨の季節は目の前です。
今日はぼーっと黄緑色の光が明滅したかと思うと、今度は一直線に一筋の線になってスッと流れた。ホタルの光はフワリと優しくどこかはかない。
東京都文京区の椿山荘。繁華街の中でこの地は都会とは無縁な緑に囲まれている。2万坪の庭園で今年もホタル観賞と夕食を楽しむ「ホタルの夕べ」が始まった。
6月末まで庭園内で育った「ゲンジボタル」約5000匹が飛び交う。「子供の頃の思い出を自分の子にも」と親子で見にくる人も多い。
「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛び違ひたる。」枕草子
今も昔も、ホタルの光は人々の心をつかんで離さない。
ホタルは世界で2000種ほど、国内でも45種類が生息すると言われているが広範囲に分布していて、発光の強い「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」が有名だ。水中で幼虫期を過ごす。
都市化や工業化が進み、ホタルの生息地も少なくなり、今ホタルの復活に取り組んでいる所が多くなった。昔はどこにでもホタルはいたが、今は本当に珍しくなった。これ以上ホタルの光を消してはいけない。とがんばっている。
「火垂る」とも「星垂る」とも言われる。雄のホタルが明減しながら宙を乱舞し、草むらで光る雌にめがけて直線的に舞い降りる様はまさに火や星が垂れるようだ。
その光のリズムは「1/f ゆらぎ」と言われ、人間の脳波にα波を発生させ癒しの効果があるという。
茨城大学の稲垣助教授は、人工的にホタルの光を再現するプロクラムを制作した。「将来、光による精神的なケアなどに応用できるのでは」と話す。
今年もホタルの恋の季節がやってきた。わすか一週間ほどの寿命で燃やし尽くす恋の光に人々は酔いしれる。
昔は蛍は綺麗な小川などにはたくさんいて、よく見てましたがそういわれてみると最近蛍は見なくなりましたね。東京でも見れるところがあるとは知らなかったです。
源の義経を放送してますが、「ゲンシボタル」「ヘイケボタル」とは不思議な名前です。その頃に由来しているのでしょうねー。
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