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ある50人の人に今「お守り」を持っていますか?と聞くと44人が何かのお守りを持っているとの事でした。実に日本人は「お守り」大好きな民族ですよね。
正月は初詣でに出掛けてみんなお札、お守りを買って帰ります。
海外ではどうでしようか。欧米人は「13日の金曜日」が大変嫌いで、たとえばグループで食事に行っても13人になるといやな気分になるので14個目の椅子に「人形」をおいて置き、14人いることにする位です。
さて、こうした「お守り」や「おまじない」は本当に不運を追い払い、幸運を運んでくれるのでしょうか。
確かにそのお守りにはそれなりの意味はあると思います。
心理学では一種の幸運を願う「自己暗示」だと言う説が一般です。それが「プラシボー効果」と言います。
頭痛がする患者さんにお医者さんがこれはよくきくよと何でもない粉を渡す。それを飲むだけで頭痛がなくなる。患者さんは「これはよくきく薬だ」と思い込むと何でも効果がでるのです。
人間の心は「暗示」には大変弱いところがあります。
「ためだ!!」と何ども言われると本当にだめになり「大丈夫だ!!」と言い続けるとだいじようぶかなと思って安心する。
このように「おまじない」や「お守り」はそれをすれば大丈夫とか、それがあれば願いが叶うという「プラシボー効果」なんですねー。
もう一つはいやな事も「おまじない」「お守り」を持つことでそれに気をとられて忘れてしまうということがあります。
悩みを解消する最大の方法は「忘れる」ことなんです。「おまじない」を唱えたり、「お守り」に集中することでいやなことを忘れられる。
アフリカの黒人のため生涯を捧げたシュバイツァー博士は「幸せの基本は健康であること、だが、もっと重要な事はいやなことを忘れることしかない」と言いきっています。
人間の一生は嬉しいことばかりでなく、つらいこと、いやなこともたくさんあります。
それらにうまく適用してゆくために考えられた知恵として「おまじない」や「お守り」が活用されているのではないでしょうか。
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