NPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム
理事長愛沢伸雄様

『虹のかけ橋〜ウミホタルとアワビがむすぶ日米交流~』が、カリフォルニア州、モントレー市、サンディー・ライドン氏を始めとした42名の派遣団の皆様、そして関係者の方々のご尽力により、すばらしい草の根の日米交流となりましたことに、心より感謝いたします。

1898年に太平洋を渡った、南房総のアワビ漁師と米国カリフオリニア州モントレー地域の人々との交流が100年を越え、また、「戦後60年」という記念すべき年に、このような交流が再開されましたことをとてもうれしく思います。

このシンポジウムでは、モントレー市と南房総の歴史学者の方々に、今回の交流のテーマである「平和・交流・共生」の精神を、多くの方々が学び実践する機会を与えていただきました。特に、サンディー・ライドン氏と堂本知事との対談は、とても有意義で実りのあるものであったと伺っております。
また、先人達のグローバルな視点や開拓者精神に、改めて感銘を受けるとともに、地域が自らの考えと責任で、政策を実現していく時代が現実のものとなりつつあることを強く感じています。

今回の交流を契機に、南房総とカリフォルニア州モントレー地域の相互の交流が一層深まることを期待しています。


2005年10月
千葉県総合企画部長 石渡哲彦